世界の緑化

緑のインフラストラクチャー戦略は欧州委員によって提案されましたが、EUじゅうに経済的、社会的、エコロジカル利益を実現し、持続可能な成長に貢献する緑のインフラを開発することを促進しています。これは、緑のインフラをEUで、地方で、国で、地域レベルで実施するためのガイドです。この戦略の主な目玉は、関連する政策に統合することです。それは、気候変動政策にエコシステムを基本とした適応、研究や革新的な政策に自然を基本とした解決、水政策に天然水保持基準統合することです。そして自然政策に複数のエコシステムサービスと底辺にある要因、豊かな生物多様性を実現することを焦点に当てることです。とりわけナチュラ2000ネットワークは、健康的なエコシステムで核となるエリアの多くを守る主要な働きをしています。

緑のインフラは多くの部門とEU政策課題で重要な貢献を果たし、欧州投資銀行(EIB)の構造基金(ヨーロッパ地域開発基金 ERDF)、ヨーロッパ社会基金(ESF)、結束ファンド(CF)、欧州海洋漁業基金(EMFF)、欧州農業農村振興基金(EAFRD)、ライフ+、ホライズン2020プロジェクト基金および自然資本融資ファシリティ(NCFF)を含む多くの資金の流れに統合されています。

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translated by Yoko Fujimoto

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メリッサ・ブレヤー
2019年6月13日


© D. Kucharski K. Kucharska

新しい大規模な調査によって、変えるために十分な自然にいる時間がどれくらいかが明らかになりました。

科学は自然のなかで過ごすことで心と体が元気になることを証明し続けています。日本では、健康を改善するために「森林浴」といわれる公的な森林セラピーがあります。一方で、一つの包括的な報告が、緑の空間で時間を過ごすと「利点のなかで、タイプ2の糖尿病、心臓病、早期死亡、早産、ストレス、高血圧のリスクの軽減」があると結論づけています。また、他の研究によって、周囲を見ること、舗装の割れ目から顔を出しているたんぽぽ、窓台の室内植物が幸福度を上げることも分かっています。

けれど、自然の寛大な健康に与える利点の証拠を積み上げても、医者はどれくらいの時間自然にいればいいか言うでしょうか?「フルーツと野菜をもっと食べ、塩分と不健康な脂肪を控え、飲酒を減らし、運動をもっとしなさい。」もちろんです。でも決して「木のそばに行って座りなさい」とは言わないのです。

しかし、エクセター大学の新しい大規模な調査によって、おそらくものごとは変わるでしょう。ここで違うこととは、研究者たちがはっきりとした数字—投与量、やるなら−その利点を得るために自然のなかにいる時間を出したことです。

このマジックナンバーは、自然環境−街の公園から森林や海岸まで−で週に2時間です。

大学によれば、「少なくとも自然で週に120分過ごす人は、平均的な週で全く自然を訪れない人々より健康で精神的な健康もずっと良かった」ということです。自然で過ごす時間は、1回に2時間でも何度かに分かれていても良いということです。

驚くべきことに、このような利点は週に2時間未満しか過ごさなかった人には見られなかったことです。

この調査はイギリスのおよそ2万人のデータを分析し、この重要となる投与量は、年齢、性別に関係なく、効果は職業、民族、富裕地域および貧困地域、長期間病気を患っていても障害者でも見られたと、大学は発表しています。

筆頭著者であるエクセター大学医学部のマシュー・ホワイト博士は、「自然でアウトドアを楽しむことが、人々の健康と幸福に良いということは知られていましたが、今までどれくらいが十分なのかは言われていませんでした。この調査で自然訪問の多くは、家からたった2マイル以内で行われたことから、地域の都会の緑の空間を訪れることでも良いのです。週に2時間というのは、特にこの利点を得るために一週間じゅうに延びたら多くの人々にとって現実的な目標になるでしょう。

共同執筆者のスウェーデンのウプサラ大学テリー・ハーティグは、「現在分かっていることは、健康管理医に基本的な健康と幸福を向上するために自然のなかで過ごすように提案するときに価値ある支援をすることになります。それは週ごとの肉体的なガイドラインに似ています。」と付け加えています。

このことは、健康管理医が覚えておくべき価値あるものであるだけでなく、都市計画者たちも覚えておくべきことでしょう。より多くの木と緑のスペースを都会に、お願いします!

ホワイト博士が調査について紹介しているビデオはこちらです。

論文「週最低120分自然で過ごすことの健康と自然との関係」は、Scientific Reportsで出版されています。

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デレク・マーカム
2019年6月19日


CC BY 2.0 Bob Owen

文字通りに1世紀の森を10年で育てることができないのははっきりしています。けれども、自然が森林をつくる過程を真似することで、ミニ森林を始めることは可能なのです。

街や近所の外にあるものとして森林を見るのではなく、森林や「野生」の空間がデザインされた公園や保護地にのみ存在すると考えるのではなく、私たちがもつ裏庭の小さな部分に、野生を持って育てる時期がきています。庭はだれかの適切な風景デザインのアイディアにのっとっていることが多くあり、芝、人気のある木、灌木、観賞用木などが使われ、庭の指定された空間に置かれます。しかしこのアプローチでは、どのように自然が物事を行い、資源(時間、燃料、水)を減らすためにより多くの資源を使うということに直面します。

ずっと良い選択肢は、森林が自然に育つ方法を真似することです。自然な森林とは、多くの多様性と豊富な肥沃な土壌、自然と互いを守りあう複数の木々の層です。このアプローチはシュブヘンドゥ・シャルマが彼の小さな森林で行い、メンテナンスなしで自己持続する「都会における天然種の超密、生物多様ミニ森林」をつくることを可能にしています。

サミが以前シャルマについて書きましたが、彼は元工業エンジニアで、彼の持つ権限で成熟した工業に造林させるという考えを追って仕事をやめた人です。造林は伐採の反対語と同族語ですが、もともと木が生えていた地域の森林を再生させることに焦点をあてるのではなく、この過程が今まで木が生えたことのなかった(あるいは現在はだかになっている土地、多くの都会の裏庭のような)場所に森林をつくることをします。

TEDトークのなかで、自然と戦うのではなく自然とともに働くという彼の視点を描きました。それは植物を植えるためであり、地域の生物多様性を増やし、大気の質を高め、人間や野生動物の食べ物を育て、郊外、オフィスの公園、工場、学校の校庭に日陰や保護地域を提供することができる小さな森林を育てるためです。

(TED Talkへ

日本人の森林エキスパート宮脇昭でのインターンシップで、シャルマの造林の旅が始まりました。この人は通常より10倍速く森林を育てることを可能にする方法を開発し、彼自身の実践森林プロジェクトを通し、彼自身の識見でこのアプローチを改善最適化しつづけてきています。土壌第一、造林では自然主導過程でシャルマの植樹の超ローカル焦点は、エコシステムをつくるために自然が使う再生過程を真似することを追求するだけでなく、適切な種や森林の成長の効果を高める役に立つ植生比を決定するソフトウェアを使う「自動車組み立て」論理のような工業的過程の考え方をかなり取り入れています。TEDブログで、彼はその過程を簡単に6段階に分けています。

「まず、土壌から始めます。私たちはどの栄養がその土壌に不足しているかを確認しました。そしてこの土壌で気候によってどの種類のものが育つか確定しました。それからどのような滋養物も必要であれば土壌に与えられる地元で利用可能な豊かなバイオマスを確定しました。これは典型的な農業的あるいは工業の副産物で、鶏糞肥料やpress mud(砂糖生産の副産物)のようなものですが、万能です。私たちは該当地域から50キロメートル以内で手に入れるというルールを作りました。これはフレキシブルにならなければいけないという意味です。一度1メートルの深さの土壌を修復し、80センチメートルまでの高さの若木をとても密集させて植えました。1平方メートル四方に3~5本の若木を植えています。森林自体は最低100平方メートルをカバーしなければなりません。これが密集した森に育ち、8か月後には太陽が地面に届かなくなります。この時点で、降った雨が保たれるようになり、落ちた葉はすべて腐植土になります。森林がより成長すると、自身で栄養をより作るようになり、成長が加速します。この密度によって、それぞれの木々が太陽光を求めて競争し始めることにもなり、それがこの森林が早く成長することになります。

シャルマの会社、Afforesttは、「野生で、土着の、自然でメンテナンスフリーの森林を可能な限り低コストで作る」ために働き、土壌の質を分析するための調査機の環境に取り組んでいるといわれています。それは、会社が「世界中どこでも」土着の森林を成長させるための具体的な方法を示せるようになるためのものです。あなたの裏庭でやってみませんか?

もともと2016年に掲載されたものをアップデートしました。

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translated by Yoko Fujimoto

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公的な機関と主に協働していたところから、私的なクライアントと協働するようになったことでおきたのは、「とてもオーガニック」になり、クライアントの要望に応え、市場のフィードバックに応えるようになったことだとタグは話します。

「まず、私達は一つのプロジェクトで壁に垂直に水耕の農園を設置しましたが、これを見た友人が緑の壁に変えるように頼んできたのです。」

けれど、緑の壁とは具体的にどういうもので、その目的は何なのでしょうか。垂直の庭や生きている壁とも呼ばれ、それは室内や屋外の壁で育つ植物で、ビルトイン式に備え付けられ、自動的な水やりシステムを持っているものです。

主な目的は、室内においては屋外同様一定の湿度を保ち、夏には建物を涼しく保ち、冬には暖かく保つことで究極的にエネルギーを節約することです。自動水やりシステムのおかげで、緑の壁は十分に水が得られメンテナンスはそれほど必要ではありません。

美のレベルでは、息を呑むような風景を提供し、つまらない何もないスペースを生き生きとした緑のスペースに変えることができると考えられています。レストラン、職場、大学で人気があり、緑の壁はストレスを減らし、ムードを高め、生産性を改善すると考えられています。

シャドゥフがリサーチ・アンド・ディベロップメント(R&D)に数ヶ月投資したのち、CIBが企業のプロジェクトの一つを要請する最初の私的なクライアントとなり、彼らの建物に様々な風景デザインを要求して以来、複数のその他のビジネスに広がりました。それぞれの緑の壁や風景デザインプロジェクトのここのデザインは、クライアントの要望をもとにシャドゥフの社内の建築家チームによってなされました。



多くの異なったタイプの植物と水耕技術を利用するために、シャドゥフの農学者のチームは「異なった条件で異なった種の植物のテストを続け、屋内屋外の緑の屋根に適切な植物のデータベースを作りました。」とタグは説明します。

「それぞれの植物は平均60の性質を持っています。それは空気を回したり、防除性があったり、アロマだったり、薬、料理、油、茶、香りなどに使われたりするというものです。

エジプトを以外に、シャドゥフはデザイン会社と完全引き渡しの解決の両方、つまりアフターケアやめンテナンスを含む引き渡しまでのすべてのプロセスの実行を行う国際的にする企業で、独自のグリーンウォールパネル、コントロールシステムやメンテナンスアプリケーションを、設置パートナーやエージェントといった、彼らの監督の下に仕事をすることができる人たちに売ることを目的としています。

これらプロジェクトに対するフィードバックは非常に肯定的なもので、CIBのようなクライアントは、エネルギー消費量の軽減や空気の清浄化として緑の壁を持続可能レポートに含めており、また他の企業は食べられる緑を育てることで利用しています。

現在のプロジェクトと将来の見込みとしては、シャドゥフは地域じゅうに驚くほど広がっており、彼らの主な目的は「中東で緑の壁と持続可能な風景を作る企業のリーダーになること」だということです。

「私達は現在、湾岸の街、ジェダ、リアド、ドバイ、アブダビ、クウェートシティのような街に私達の市場を広げることに焦点をあてており、2020年までに中東の国々すべてに及ぶ予定です。」

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| 世界の緑化情報::緑の壁 | 08:52 PM | comments (x) | trackback (x) |
エジプシャンストリート
2019年6月1日


Credit: Schaduf

世界中の街は、着実に大きくなり進化し多様化しており、その多くが共通して都会の問題、例えば公害、過密、交通の問題に直面しています。

同時に、多くの街が―カイロが典型例ですが―緑地の必要性を認識し強調するようになってきました。緑地は単に美しさではなく、非常に多くの調査が、植物は人間の肉体的精神的幸福を与えるということを証明しています。

技術の進歩のおかげで、革新的な緑のインフラをこの地域一帯にもたらすことがさらに可能となってきました。例えば、いわゆる緑の壁の設置や、都市計画の主要な部分に緑地をより一般化するなどです。

カイロは「凝縮された汚染と戦うために緑のテクノロジーを取り入れている」多くの街の一つであるとマリク・タグは話します。彼はカイロを基盤にする企業シャドゥフのビジネスマネジャーであり、この企業は首都やその他の地域での壁面緑化の開発に積極的にかかわってきました。

低コストのメンテナンス、エネルギー効率のような多くの利点をもたらし、緑の壁の設置は成長著しいビジネスに対する人気のある投資先となってきました。

これらの利点と緑の壁の開発へかかわる過程についてもっと知りたいという思いで、エジプシャン・ストリーツはシャドゥフに連絡をしました。この賞を受賞した企業は、古代エジプト人と現代も都会エリアの農家が使用している灌漑ツールのアラビア語を名前にしています。このツールは、穀物を育てるための海峡を灌漑する水をくみ上げるために使われ、シャドゥフの場合、壁と屋根を固くするために使われています。

シャドゥフは二人の兄弟が設立しました。シェリフ・ホスニー、テレク・ホスニーの二人で、彼らは非常に若いころから植物と自然に興味をもっていました。ある地域を訪れナイル川がアフリカと中東に大きなインパクトを与えていることに気付き、水のほか天然資源を守るための創造的な解決方法を見つける必要に迫られました。

そのビジネスは、都会の屋上農園を手始めにすることで成功をおさめました。収穫されたものを買い、カイロじゅうの地元マーケットやレストランに野菜を届けるようになる前に、屋上農園を開発するために地元のマイクロファイナンス機関と一緒に始めました。


Credit: Schaduf

非常に人気があがり、シャドゥフは主要なデザインとテクノロジーハブのなかで拡大し、アフリカや中東じゅうの私的クライアントに、景観設計で革新性とサービスの範囲を提供しています。この多様化は、緑の壁とその他風景デザインプロジェクトを含み、彼らの目的は「インスパイアされた都会の緑の解決法、環境と社会が持つ問題を通してQOLを向上させる」ことを提供することだとシャドゥフのホームページにあります。

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