世界の緑化
カテゴリ
カレンダー
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31     
<<前月  2017年10月  次月>>
新着記事
アーカイブ
プロフィール
ログイン
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
USER PW:

サミ・グローバー
エネルギー/エネルギー政策
2017年8月30日


Public Domain Wikimedia

ドナルド・トランプが、パリ条約からアメリカ合衆国が脱退することを発表したとき、一般的な一致した意見は、それでも世界は排出削減の軌道に乗るだろうということでした。ここアメリカ合衆国という連邦レベルでのリーダーシップがたしかに見逃しているのは、相当の数の都市、企業、組織、個人が気候努力を倍にすると約束しており、ワシントンで新しい行政に代わる前に、ひどく悪くなる可能性は低いということです。

適当な例をここで挙げましょう。ニューヨーク・タイムズがレポートしているように、9つの北東部の州(コネチカット、マサチューセッツ、ニューヨーク、デラウェア、メイン、メリーランド、ニューハンプシャー、ロードアイランド、バーモント)は、地域の温室効果ガスイニシアチブ(RGGI)を策定し、2030年までに発電所から排出されるガスを30%さらに減らすと発表しましたが、2009年にイニシアチブが立ち上げられてからすでに40%を達成しています。

実際、2030年までに30%というのは、私たちが達成しなければいけない速度として速くはありません。私たちがそれに到達するスピードが重要であるのと同じくらい少なくとも道筋の方向を設定するのは重要であると固く信じています。

このようなRGGIの発表は、投資家の多くの間でもう一つの兆しとなっています。大エネルギーや政策作成者のような者たちは、より長期的傾向を示すような気候レギュレーションをやめる気候短期ものに頼るという愚かなことをするのです。

原文はこちら

translated by Yoko Fujimoto


| 世界の緑化情報::気候変動・レジリエンス | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
メリッサ・ブレヤー
ビジネス/環境政策
2017年8月23日


CC BY 2.0 Beatrice Murch/Flickr

大気汚染の軽減と省エネルギーから気候変動の軽減まで、研究者たちは都市に生える木が果たす仕事に金額をつけました。

都会に住む私たちは、都会に生えている木を聖なる生き物のように大切にします。(勿論、木はそうなのです!)人工的な風景の真ん中にある生命がちらりと窓越しに見える、そしてその生命は鳥たちが巣をつくりさえずる場所を提供する、木はそのようなことをしているのです。公園を歩いているときには、私たちは木々の心—身体—魂に見とれ、夏の暑さを避けるための日陰をその下に探します。木々は奪われた自然に代わって自然の一服を提供し、だからこそ、これら木々はプライスレスなのです。

魂を癒やし、喜びを与える木の価値を決めるのは難しいことですが、町に生える木は単に幸せをもたらす以上に役に立っています。インターネットジャーナルのエコロジカルモデリングに掲載された研究では、真に年間5億500万ドルと言う額をつけました。大変ありがたい。

この数字は、巨大都市(1千万人以上が居住する町)ごとに決定しました。巨大都市のうち10の都市が調査対象になりました。その都市とは、北京、ブエノスアイレス、カイロ、イスタンブール、ロンドン、ロサンゼルス、メキシコシティ、モスクワ、ムンバイ、東京です。これらの都市は五大陸を網羅し、世界の75億人の世界人口の約10%を有しています。

研究者たちは、大気汚染、雨水排出、建物の暖房と冷房のエネルギーコスト、炭素排出を減らすために木がおこなっている利益を見積もりました。数字は次のようになっています。

10の巨大都市全てにある都会の木の価値の現在の中央値は、概算で年間4億8200万ドルとなっています。これは、炭素、二酸化窒素、二酸化硫黄、PM10、PM2.5を減らしている分です。また排水施設による雨水浄化分として年間1100万ドル、建物の冷暖房のための省エネルギー分として年間50万ドル、二酸化炭素隔離として年間800万ドルを見積もっています。

もしもっと木をたくさん植えたらどうなるでしょう?木々の仕事量はそれに伴い増加します。

「巨大都市は、これらの利益を平均85%まで引き上げることができます」とニューヨーク州シラキュースにある環境科学・森林学校のセオドア・エンドレニー博士は言います。この人はこの研究の筆頭執筆者です。「もし木が、潜在的にカバーする地域全体に植えられたら、大気や水質汚染のフィルターとなり、建物のエネルギー利用を減らし、都会に住む人間の幸福を改善し、その他の生物の種の住処や資源となるでしょう。」

都市計画者は、このことを考慮に入れる必要があります。デベロッパーは、緑の空間をとっておく必要があります。所有者は、自分の所有地にある木を大切にする必要があります。人々はもっと都会に植えられている木が歩道の目の保養になるものとして以上にずっと大切なことに気づく必要があります。

この調査の共同執筆者、セルジオ・ウルギアティは、「自然による無料のサービスの経済的価値に深く気づくことが、天然の資本保全と正しい開発に労力をつぎこもうとする気持ちを高め、社会的な裕福さ、経済的安定、幸福度も高めることになります。」と言います。

だからもしあなたが、もっと木をたくさん植えようというアイディアを売り込むときに実用的な理由が思いつかなかったら、「無料奉仕」という角度から進めましょう。誰が無料奉仕を否定できるでしょうか?木は無料奉仕であることを気にかけませんが、頓着せずに私たちを助け続けるでしょう。

原文はこちら

translated by Yoko Fujimoto

| 世界の緑化情報::その他 | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
メリッサ・ブレヤー
科学/自然科学
2017年8月15日


© Dag Peak

「クラウン・シャイネス」では、何種類かの木が近くの木を尊敬し、自分たちの葉がぶつからないようにしています。

私の顔が青ざめるまで、私は木について書くことができました。そして今でも書いています。毎回私が木について書くとき、多分木を人間の特性にあてはめています。恐らく木は歩きまわったり、月まで飛んで行ったりすることはありませんが、木は独自の天賦の才と才能を持った本当に驚くべき生物なのです。彼らは、地球上で最も高貴な働き者です。私たちは木なしには生きて行けず、木は受けるべき敬意全てを受けるにふさわしいのです。

(証拠物件A:下の関連する話を御覧ください)

だからロバート・マクファーレンのその日のツイッターを読んで、心が熱くなり心が揺れたのは不思議なことでしょうか?(マクファーレンは、自然と言語について書いていますが、そのツイッターは奥深くて詩的なものです。)
ツイッター

その美しい振る舞いを見せる写真の数々です。


Mikenorton/CC BY 2.0


Patrice75800/CC BY 2.0

この現象は1920年代から研究されてきており、天蓋の遊離(canopy disengagement)、天蓋のはにかみ(canopy shyness)、樹冠間の空間占有(intercrown spacing)としても知られています。全ての種類の木にあるわけではありません。同じ種の木の間でだけでするものもあるし、同じ種だけではなく別の種とも同様にするものもあります。証明されたセオリーがこの遠慮の背後に一つだけあるのではなく、この適応力のあるふるまいを異なった種をこえてするのにいくつかのメカニズムが実際にあると信じられています。収斂進化の一つのケースです。

説明のひとつに、ちょっとした下枝の枯れ上がりだというものがあります。風に吹かれて互いにこすりあい、摩擦を止めるために間をあけるようになるというものです。他に、光と陰の回避反応に関係があるというものもあります。ある研究では、同族で成長するときと関係のない種のなかで成長するときとで木は葉の生え方が異なり、他種の隣の木には陰をつくるが同種には大切な光が届くようにするということが発表されています。そのほか、寄生虫が移動することから近くの木を守る方法だというのがかなり有力です。

理由はどうであれ、明らかに知性があります。そしてその結論は私たちを感心させることは間違いがありません。川の天井絵のように上空の小川をそっとのぞくと、私たちの賢い樹木という同盟について深く考え、次のことを思い出させる完璧な理由が見えます。近所の人に負けまいと見えを張ることを考えてはいないかもしれないけれど、彼らは明らかに近所の人を意識していると。

マクファーレンの作品もっと読みたい方は、24の自然や風景を表現した深くて美しい言葉をお読みください。日々のものについては、彼のツイッターインスタグラムをフォローしてください。

原文はこちら

translated by Yoko Fujimoto


| 世界の緑化情報::その他 | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
キャサリン・マルティンコ
リビング/グリーンフード
2017年8月4日

CC BY 2.0 Comrade King

世界の食料輸送は、悲惨な影響を与える崩壊しやすい14の重要な「チョークポイント」に頼っている

理想的な世界では、全ての食料は自分たちのコミュニティの中でまかないます。知っている人が育て収穫した食べ物は、適正な価格で直接販売され、必要最低限の包装で新鮮な状態を楽しむことができます。というとこれは素敵なことのように聞こえますが、実際にはこのような生活ができるのは北アメリカのごく一部の人たちだけです。

地元でとれたものをまったく食べないなら、おそらく棚に保存されるための世界的な複雑な食料生産ネットワークに依存した食品店で買い物をしていることでしょう。それには役得があります。例えば冬に安いバナナ、大量のレモン、グリークサラダといったものが食べられることです。しかしこれには遠隔地の政治的環境的動きに簡単に影響を受けるというデメリットもあります。

2011年のアラブの春を例に取ってみましょう。暴力へとエスカレートし最終的にシリアの戦争を長引かせている世界的な抗議の原因は色々ありますが、ぐんぐん上昇する食料価格とカイロのパン不足を解消することにはなりませんでした。興味深いのは、これがロシア黒海地域からの小麦の輸入不足とつながったことです。ロシアは前の年の夏の干ばつで国内の小麦の需要に対応するため輸出を全て停止していました。

ロンドンにあるチャタムハウスの新しいレポートは、国際的な食料供給ネットワークの脆弱さに注意を向けています。現在4種類の穀物が主要なものになっています。とうもろこし、小麦、米、大豆です。これらは私たちが知っているとおり世界的な食料保障を担っており、およそ28億人の食料となっています。とうもろこし、小麦、米は一日の世界的な食料エネルギー摂取量の60%となり、大豆は世界的食糧供給(肉になる動物向け)の65%となっています。

これらの穀物は道路、鉄道、船舶によって国際的に運ばれ、チャタムハウスがリスクが高まっていると確信する14の主要なチョークポイントを通っています。このチョークポイントとなるものは、「並外れた量の交易の通過を通じた輸送ルートのつなぎ目」にあります。石油産業のチョークポイントは専門家の頭を支配しており、世界の食料は考慮する価値のないリスクとして無視される傾向にあります。

「このチョークポイントのうちの一つあるいはそれ以上の深刻なダメージが、供給不足と価格の急上昇を招くと考えられ、体系的結果として食料市場の限界を超える可能性があります。より多くのありふれた混乱がそれだけでおさまらず別の危機を引き起こし、遅延、食品の損傷、輸送費、強制市場対応、物価上昇と乱高下が加わります。」

これら14のチョークポイントの一つを除く全てが阻害あるいは分断を過去15年に経験しています。たった一箇所だけがまだで、ザ・ポストは、ジブラルタル海峡は「ブレクジット交渉の下でプレッシャーを受けているかもしれない」と書いています。

チャタムハウスのツイッター画像

チャタムハウスでリサーチディレクターをしているロブ・ベイリーは、これらのチョークポイントが非常に危険なほどに看過されてきたと話します。彼はワシントン・ポストに「これはパーフェクトストームへのグライドパスです。」と語りました。

チャタムハウスは、気候変動が状況を悪化させ続けるだけだと言います。特に干ばつ、嵐、洪水がいくつかの重要なチョークポイントを同時多発的に襲うかもしれないからです。

「(気候変動)の頻度が増え、異常気象の激しさが増し、規則的にチョークポイントがより多く閉鎖し、インフラの摩耗が大きくなるでしょう。海面上昇が統合した港湾オペレーションと沿岸貯蔵インフラを脅かし、高波による危険が増します。これは摩擦と不安定さの悪化を加速させると予測されています。またより多くの不作、その場しのぎの輸出管理を強制する政府のリスクが増します。さらに気候変動は現在の供給分断のリスクを増すかもしれません。異常気象がより普通に起こるようになるのにあわせ、別の場所で同時に混乱が起こる可能性は高まります。」

ワシントン・ポストは2012年8月に襲ったハリケーンアイザックを例に取っています。それは港を閉鎖し、ミシシッピ川地域のバージ船交通を不通にしました。

これは食糧の未来への悲観的予測であり、チャタムハウスは各政府に事態が悪化する前に別のルートや供給資源をつくるような対処をし始めるよう勧めています。一般市民には、チョークポイントについての議論が、地元の食糧ネットワークを構築し支援するのに重要であるという価値あるヒントになります。穀物の多様性とレジリエントなオーガニックで育てる方法は、産業レベルで単一穀物を生産するよりずっと安全で健康的なストラテジーです。産業レベルでの穀物生産は、世界での基準となり、その生産過程、植え付けや収穫から世界中への輸送に至るまでそれぞれで化石燃料に大きく頼っているからです。100マイルダイエット(それより短距離)食糧ムーブメントはただのトレンドではありません。それは繊細なものでもあるのです。

原文はこちら

translated by Yoko Fujimoto

| 世界の緑化情報::気候変動・レジリエンス | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
集団で革新を探求する

「今日、私たちはここで個々バラバラだったものがつながるためにいます。お互いを通して、何か違ったものが見えてくるでしょう。」と創造的なリーダーシップセンターのアキヴァ・ビーブは話しました。この人はこのワークショップを進行する一員です。「どうやって一緒により速く、よりよく行動するでしょうか、どうやって街について別の考え方をすることができるでしょうか?」と彼女は話します。

一日を終えて、参加者は相互活動的なグループ活動に参加しました。その活動には、都会の主な困難やゴールを目立たせるように「明日のヘッドライン」を書くというのもありました。これらの活動は、会話や創造性、関係構築、そしてお互いに学び合うことを後押ししました。


地域的な支援としてWRIの作業と戦略についてプレゼンをするケイト・オーエンズ Photo by Dennis Nyongesa

都市開発マネージャーであるケイト・オーエンズは、地域における作業に対するWRIロスセンターの戦略についてプレゼンをしました。これは、この空間での協力者であり召集者として活動していることを強調したものです。「それぞれの街の経済的活力は考慮に入れられていません。私たちの古いビジネスモデルは、どのコンテクストでも役に立たないのです。私たちは革新しなければいけません。私たちは、道路や環境をつくることに焦点を当てるだけでなく、その街のあるその2つの間の空間のことにも焦点を当てなければいけません。」と彼女は言います。

ワンジラ・マタイは、再生における女性の企業家精神(wPOWER)でパートナーシップのディレクターであり、WRIの委員で、参加者の一人でした。マタイは、「アフリカにおける都会の緑の空間は攻撃を受けている」と宣言することでグループを発奮させました。

このワークショップはナイロビとカンパラの都会の変遷と先に進む道という街のプロジェクトについてパネルディスカッションを続けました。パネリストには、GoDown アーツセンターのディレクターであるジョイ・ンボヤ、マケレレ大学のカンパラ都市アクション革新ラボの主任であるシュアイブ・ルワサ教授、ナイロビ大学都市調査革新センターの主任ムサイミ・ンバティがいました。


イベントでパネル発表をするジョイ・ンボヤ、シュアイブ・ルワサ、ムサイミ・ンバティPhoto by Talia Rubnitz

ンボヤは、街そのものと芸術の交差の重要性について討論しました。「私たちは市民のプライドと私たちが家と呼ぶ全ての空間に関連するナイロビのものを結集しなければいけません。」と話しました。

シュアイブは、より多くのコミュニティ参画とローカルレベルでの行動主義が必要だと言いました。「街として、私たちは知識のための知識から、行動のための知識へと動かなければなりません。」と彼は進めます。そのレベルに達するために、彼はコミュニティ内でのパートナーシップ、強いリーダーシップ、そして革新ラボにいるような学生の役割の重要性を強調しました。

同様に、ムサイミは学生の行動と約束の重要性について話しました。「私たちはこの国における緑のチャンピオンという次世代を訓練しています。未開発のままの多くの人材がそこにいるのです。」


ワークショップの中での相互活動的なグループのアクティビティへの参加者 Photo by Dennis Nyongesa

ワークショップを通して、いくつかの重要なテーマが見えてきました。それは、街のビジョンという共有されたオーナーシップをつくること、コミュニティのニーズに沿った投資プロジェクトを提携させること、仕事とサービスへの公平なアクセスを提供すること、適応力のある都市の構造をつくるためにより意図的に計画を立てることです。これらのトピックは、将来のパートナーシップとプロジェクトに重要な方向性を示しています。「もし私たちが協力し共に働けば、非常に多くの機会があります。私たちは現実を変えるために、目的を作為的にしなければいけません。」とアシュデン財団のプログラム・ディレクターであるギレス・ブリストウは話しました。

前へ進む道を見極める

「これは旅の始まりです・・・チャンスは急激に増えます。」とビーブは終わりに言いました。此のイベントは一日しかありませんでしたが、参加者は将来のプロジェクト、協力と、共同の変化に可能性を見たと言います。

地元組織とのパートナーシップを構築し、重要な関係者を招集し、データ収集と透明性を改善することを通して、WRIは地域の変化を支援し続けるでしょう。エチオピアのアジス・アベバにある事務所(2016年に設立)と共に、私たちは直接技術的なアドバイスをし、すでにあるグループと連合することをねらっています。WRIはロスセンターとパートナーシップは、成長、活力あるレジリエントな都市センターへの別の道を追求するアフリカの街の努力を支援します。

原文はこちら

translated by Yoko Fujimoto


| 世界の緑化情報 | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

HOMEページ上部へ