世界の緑化

ロイド・アルター
2019年4月23日


© University of Toronto Press Release

かつて水平に広がっていた農地が上に伸びていくというのは、様々なレベルでおかしい

スカボローにキャンパスをもつトロント大学とセンテニアルカレッジが、the EaRTH Districtを宣言しました。

EaRTHは、環境(Environmental)と関連するテクノロジーハブ(Technologies Hub)を略したものですが、クリーンテクノロジー開発に焦点を当てたトロント大学スカボローで、知識と訓練所になるものです。パートナーシップの計画のなかには、カナダで最初のネットゼロの垂直の農園開発を通して、都市での食糧生産に革新的なテクノロジーを適用するというものです。提案されている垂直の農園…芸術的な建築物は、ごみ管理、クリーンエネルギー持続可能な建物のデザイン、治水、都市農業といった様々な分野における訓練と調査の研究をつくりだすでしょう。


ツリーハガーはしばらくの間垂直の農園で食事をして、私はそこに面白い転換を見てきました。シンガポールで腑に落ちる部分がありました。シンガポールは人々がたくさん住んでいますがあまり土地がないところだからです。


Toronto Archives/Public Domain

スカボローは反対に、現在トロントにありますが、それほど昔ではない頃までほとんど農園でした。キャンパス周辺の写真を探して見つかったのがこの写真で、これはダウンタウンにほど近いところのものです。現在ほとんどの場所が無計画に開発され、交通機関はほとんどありません。アダム・ステインはかつてマンハッタンの垂直農園が提案されたことについて次のように記しました。

ブルックリンはかつてアメリカで農業において最も生産的な地域の一つだった。マンハッタンはかつて数えきれないほどの工場が生まれたところだった。農園と工場がより適当な場所に急に移るには理由がある。このように都会の不動産を使うのは本当に無駄である。経済に対して悪く、また環境に対しても悪いのだ。地元の食品はそのメリットがあるが、ニュージャージーがそれだ。


そして、それがかつてのスカボローであり、現在4,782の農園を含むスカボローキャンパスの北部数マイルにあるグリーンベルトなのです。

グリーンベルトには、カナダで最も農業生産量の多い土地があります。そこは新鮮な果物、野菜、乳製品、牛肉、豚肉、そして家禽製品、ワインで表彰されるブドウが作られます。グリーンベルトにある農園で特別なものは、羊や子羊、マッシュルーム、メープルシロップ、園芸品(花や草木)です。


グリーンベルトは、常にデベロッパーに脅かされ、ダグ・フォード、プレミアオブオンタリオに開拓されるかもしれません。完成見取り図には、垂直農園の建物の右側に巨大な駐車場(描画上垂直農園よりずっと大きい)が必要となっています。それはダグ・フォードと亡くなった兄弟ロブが、本当だったら現在までに作られるはずだった軽快電車計画をつぶしたからで、一番上の写真にある建物の後ろに何千台もの脇道に入った、巨大な高速道路をおりた車があるのです。

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キャサリン・マーティンコ
2019年4月17日


© Earth Day Canada

屋外、子どもたちが指揮する遊びは、気候変動と戦うのに重要です。

アースデーが近づいてくるにつれ、私のメッセージボックスは企業からのおかしな宣伝やPRのちらしでいっぱいになるのですが、どれも「アースデーをたたえて、不要なものをすべて買いましょう」と言っているように聞こえます。私はそのほとんどを捨てるのですが、それはアースデーを祝ってショッピングをするのは釈然としないからです。

けれども今年、そのなかで一通のメールが際立っていました。アースデーカナダからのプレスリリースで、地球と人々をつなげるという完全に異なったことが書いてあったのです。ものを売る代わりに、アースデーカナダ(EDC)は子どもたちに外で遊ぶよう言っているのです。

このキャンペーンは#FreeYourPlayという名前がついています。EDCとケベックに拠点をおく靴屋Kamikがパートナーシップを結んで行っているものですが、難しい疑問を投げかけています。

「私たちの地球を守るために私たちはどんな子どもに育てていますか?彼らはレジリエントで、自信を持っていて、社会の中に入っていて、自然とつながっていますか?UNの調査によれば、カナダの子供や若者はこのなかのどれでもないのは、体系化されていない遊びをする、屋外で過ごす時間が急激に減っているためだそうです。」


子供の生活が学校外活動でますます埋められて、子供たちが友だちと外に出かける時間がますます少なくなっています。部分的には、それは携帯デバイスやビデオゲームの誘惑のせいでもありますが、親の責任でもあります。親は空っぽのスケジュールを作り(またはそれに賛同し)、子供たちに外に行くようにさせられるのです。

このアース月の間、EDCは子どもたちに、公園、森林、岡、海岸に集団で行ってほしいと考えています。木の砦を作り、穴を掘り、泥でパイを作り、自転車で競争するべきです。トロント、オタワ、モントリオール、カルガリーが今週末期間限定の遊び場を提供することになっています。

これは単なる2019年のキャンペーンではありません。この組織は、子どもや若者たちにアウトドアプレイをほとんど独占的に促進することに焦点を当てて、大きく動いています。この動きは、次の世代の自然とのつながりレベルを測定し定量化することが難しい点でリスクを伴っています。しかしEDCの代表は、アウトドアが、子どもが自ら指揮する遊びが気候変動の解決に重要であると信じています。

これは、大胆で輝かしい姿勢だと私は思うし、心の底からサポートします。結局、なんのために戦っているか誰も知らなかったら、誰が自然を守るために戦うのでしょう?

https://youtu.be/Dpf1OufM8xw

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translated by Yoko Fujimoto

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2019年3月11日

世界で最も持続可能な行き先トップ10が、3月6日のオープニングデーの最後にベルリンのITBで明らかにされました。100のトップの持続可能な行き先から、12の国際的な団体を代表する陪審によって44のファイナリストが選ばれていたのです。

この陪審は次のように勝者をアナウンスしました。

ITB地球賞 パラオ共和国
ベストシティ リュブリャナ(スロヴェニア)
ベストコミュニティ&カルチャー ゴゾ(マルタ)
ベストネイチャー ダッチクオリティコーストデルタ(オランダ)
ベストシーサイド トレリャ デ モングリ-レスタルティット(スペイン)
ベストエコツーリズム ガイアナ共和国
ベストアフリカ チュンべアイランド
ベストアジアパシフィック バルディア国立公園(ネパール)
ベストアメリカ ガラパゴス自然公園(エクアドル)
ベストヨーロッパ ポルトガル

行き先の重要な役割が最後に認識されました
ツアリズムの持続可能性を確実にするために国、自治体、保護地域を並べましたが、今までのところそれより大きなツアリズム賞において見えるようにするのは難しいものでした。そこでITBベルリンが1年に1度の持続可能トップ100賞イベントをホストしています。

受賞者すべてはこちらで見られます。

このイベントは、持続可能ツアリズム、BookDifferent.comほか10のトップ100 Organising partners に対するトラベルモールビジョンの支援とともにグリーンデスティネーションズが計画しています。


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メリッサ・ブレヤー
2019年3月26日


CC BY 4.0 D. Morton, NASA / via Nature Communications

 新しい研究によって、この嵐によってプエルトリコで4000万本の木が枯れたり深刻なダメージを与えられたりしたことがわかりました。このことは、将来来る嵐が、大西洋の熱帯じゅうの森林を永久に変えてしまうことを示唆しています。

 私たちはみな、プエルトリコを襲ったハリケーンマリアがどんなにひどかったかを知っています。2017年10月に自足155マイルの速度と3フィートにおよぶ雨をもたらすカテゴリー4の嵐は、うなりをあげて島に上陸しました。これは1928年以来プエルトリコを襲った嵐としては最強のものでした。

 直後に撮られた航空写真に、新緑の島から緑が奪われた様子が見られました。伐採された樹木対倒木はどれくらいだと思いますか?新しい研究/樹木量調査に答えがありますが、それは良いニュースではありません。コロンビア大学アース研究所の教授マリア・ユリアーテが率いたこの調査によると、ハリケーンマリアによるプエルトリコでの樹木のダメージは、大学によると「現代において未曾有であり、温暖化によって駆り立てられるより頻繁にやってくる大きな嵐が、この場所だけでなく大西熱帯のほとんどを永久に変えてしまうかもしれない」ということです。
 「生物多様性が結果的に苦しめられ、より多くの炭素が大気に増えることになるかもしれない」と筆者は述べています。

 ハリケーンマリアが今まで調査されたほかのハリケーンよりもより多くの樹木にダメージを与えただけでなく、ダメージを与えられた樹木の種類も問題となっています。

 研究者たちは、マリアが以前の嵐の2倍もの樹木を即死させ、3倍もの樹木の幹を破壊したことを発見しました。他の種についてはもっと状況は悪くなっており、被害率は従来の嵐の12倍にも上っています。驚くほど大きくどっしりとした樹木―人々が嵐でもびくともしないだろうと思っていた―が最もひどい被害を受けました。

 「過去に嵐に最も強かった成長が最も遅く、最も価値のある広葉樹にこの傾向が現れました。それは家具やボートづくりに評価がとても高いマホガニーのようなキャンドルウッドや、非常に密度が濃いので水に浮かない厚みのあるバラタの木です。このような木や他の大きな木は、小さな木々がしない多くの鳥や動物が棲む場所を提供しています。幹に被害を受けたおよそ木のおよそ半分が2、3年以内に死んでしまうでしょう。」とユリアーテは話します。

 気温が上がっているなかで、ハリケーンがより激しくなるだろうという予測から、この地域の森林に対する見通しはよくありません。

 「このハリケーンは、もっと多くの木を殺すでしょう。もっと多くの木を破壊していくでしょう。過去やってきた多くの木を守る方法は、もはや役に立ちません。森林は背が低くなり小さくなるでしょう。それは再び育つための時間がなくなるからです。そして多様性が少なくなるでしょう。」とユリアーテは話します。

 しかし、他よりも良い種もいくつかあります。私はいつも、ヤシの木がハリケーンで生き残る方法に驚かされてきました(そして、How do palm trees survive hurricanesに書きました)、分かったこととして、普通のシエラヤシの木はマリアの乱暴にそれほどひどくやられないでうまくやることがあります。ユリアーテは、嵐の後すぐ元に戻ることのできるヤシの木とそのほかのいくつかの種が、大西熱帯と亜熱帯じゅうに将来森を作るだろうと考えています。

 エコシステムが、ほとんどの部分が調和していることに依っているデリケートに設計されているものであることを私たちが知っていますが、非常に多くの樹木を失うことは森林の野生動物や植物にカスケード効果を与えることになるかもしれないと研究者は話しています。

 「これはおそらく森林の成長ダイナミクスも変えることになるかもしれません。排出量より多くの大気中の炭素を吸収する―現在樹木が行っている―のが方程式が反対になり、森林が純粋に炭素排出者になるかもしれません。」と言います。

 この陰鬱な算数は何のせいでしょうか。自然に倒れて腐敗した樹木は、そのほかの代わりのものが取り入れる炭素よりまさることになるかもしれない、と研究者は記しています。「ヤシの木に加えて、代わりになれるかもしれない種が一つありますが、それは成長の早いヤグルモで、嵐によってできた太陽が降り注ぐようになった地で急速に伸びるものです。しかし、ヤグルモは嵐で最初に倒れるものでもあり、そのため問題を増やすだけになるかもしれません。このように、森林は自らを破壊する非常な暖かさを助長するかもしれないのです。」

 一人の熱帯樹木の専門家が大学に話したように、効果について明らかになったことは「おそらく海浜に近い熱帯の低地の森林の巨大なエリアを代表するもので、そのうちのいくつかは、温暖化が進む世界で同様のあるいはよりひどい被害を受ける傾向があります。」ということです。マリアは「カテゴリー4のハリケーンでした。しかしカテゴリー5というものがあります。」と彼は言いました。考えると身震いがするのですが、カテゴリーに終わりはないのかもしれません。

 彼らがネイチャーコミュニケーションでどのように調査を行ったかを読むことができます。

 ソースはこちら

 translated by Yoko Fujimoto


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