世界の緑化

メリッサ・ブレヤー
2019年5月16日



彼女のお気に入りのヒロハハコヤナギがこの世を去らねばならなくなったとき、シャラリー・アーミテージ・ハワードは、それでもその幹を最高の小さなフリー図書室に変えました。

多くの愛木家にとって、おそらく世界で最悪な音は、木を通して聞こえるチェインソーの音ではないでしょうか。しかし時に木はこの世を去らねばならず、シャラリー・アーミテージ・ハワードのアイダホの家の前に生えていた110歳のヒロハハコヤナギにも同じことが起こりました。この家族は10年間、この堂々とした木が死んでいくのをしょんぼりと見ていました。そして大きな枝が彼女の息子の車に落ち、木があまりに危険な状態になったときに、木を取り除く決断がなされたのでした。

しかしヒロハハコヤナギが消えて、悲しい、忘れ去られた木々の悲しい土地になるより、シャラリーは最高にマジカルな方法でその遺産に栄誉を与えることにしたのです。それが威厳のある幹を小さなフリー図書室にすることでした。

「私は本当に木を失うのは嫌なのです-この木は私の家のひと目をひく外観になっていたのです。」と彼女はワシントン・ポストに話しています。「けれど芯の部分は何年も腐っていきました。私の図書室にするために幹の中をくり抜くときがきたとき、私達がやらなければいけなかったことはただ、中の柔らかい部分に手を伸ばし、それを外に出すことでした。」新しい生を想像することは、この木を取り除きはじめたときに彼女を慰める助けになりました。

この本好きの木の聖堂を思いついたシャラリーについて、彼女のことを知っている人たちはそれほど驚かないかもしれません。母親であり、主婦であり、芸術家であり、カーダレンの地元の図書館でコミュニティ擁護活動をし、創造的なそのほかの作業のなかで、古くなって修復できなくなった本をとても信じられないようなものに作り変えてきたからです。

小さな自由な図書室の計画を彼女自身で練り、彼女自身が立ち会わないことはありませんでした。石段は本好きの人たちをガラスのフランスドアに誘います。チャーミングな備品や機器はすべて完璧です。ドア上部の歯の形をしたモールディングは、野性の呼び声、怒りの葡萄、そして自然にホビットの冒険のような本のタイトルになっています。はいここに、「…掃除、植物、刈り込み仕事を引き算します。」



そしてこの魅力は近所の人々から失われませんでした…そして基本的に世界からも。驚くことではありませんが、この木の写真はインターネット上で頻繁に共用されました。

「どんなにたくさんの人からここ何ヶ月も聞いたか驚いています。」とハワードは言います。「これは本当に耳目を集めたのです。おそらくそれは、多くの様々な情熱をまたいでいるからでしょう。自然、本、図書室、コミュニティプロジェクトの真価が分かる人々の。」

単純なシェアリングエコノミーの原則に則って小さな図書室は運営されています。「なにか本を取る、なにか本を返す」そのためにも、木は何百人もの常連の本を借りる人、貸す人を魅了し、本の品揃えも常に変わります。12月に、彼女と彼女の家族は何十冊かの本で始めましたが、木が人気であるにもかかわらず、一度も本棚に補充する必要はありませんでした。

「どのような本を人々が本棚に足していくのかを見るのは興味深いです。」と彼女は言います。「一番はっきりとしないタイトルでさえ、誰かの手に渡っていくのが好きです。」

2009年に始まった、この小さなフリー図書室の動きは、驚くべき成功をおさめ、そのネットワークはアメリカ合衆国じゅうおよび91のその他の国々を含む8万箇所以上になっています。創造的な形やフォルムには事欠かなく、たくさんの可愛くて小さな家やちっぽけな建築上おどろくべきもののなかで、シャラリーのが本当に目立っているのです。

本好きの資源として、また樹木好きのモニュメントとして二重に貢献していることで、この特別な制作物は木の一生が無に帰さなかったことをはっきりとさせています。このヒロハハコヤナギの幹はおそらくなくなりますが、記憶は残り、同時に借りた本も残ります。

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ソース

translated by Yoko Fujimoto

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