世界の緑化

このように悪い状態ではありますが、少なくとも現在、汚染、土壌、菌根、木の成長、木の健康をつなぐ新しい詳細な研究分野を作るために利用できる信用できる調査があります。

第一執筆者のSietse van der Linde博士は、この調査の期間、国立・キューガーデンで働いていましたが、次のように言っています。「この研究は、木の健康と菌根の多様性に多くの新しい疑問を投げかけることになった。」

「この研究で明らかになった閾値は、どのように私たちが私たちの森を管理するのかということにインパクトを与えたはずだ。」とLaura M Suz博士(キューガーデンズのキング医学のリサーチリーダー)は付け加えています。「これから先、この新しい豊かな情報を利用し、私たちはキノコとこの大陸じゅうの森林についてのより広い視点を持ち、変化を大規模に動かすために直接的にテストをする全く初めての地下ベースラインとしてこの研究を利用し、新しいキノコモニタリングシステムをデザインすることができる。」

(少なくとも私にとって)大変驚くべき別の新しいポイントは、ヨーロッパの木とアメリカ合衆国の木の比較でした。私は常にヨーロッパは、環境規制においてより先進的であると考えています。しかしBidartondo博士はこう言います。

「この研究での主要な発見は、ヨーロッパの汚染上限があまりにも高いところに設定しているかもしれないということです。北アメリカの制限はずっと低く、私たちは、彼らがヨーロッパと同じようにするべきだという良い証拠を得ています。例えば、現在のヨーロッパの窒素制限は半分にする必要があるでしょう。ヨーロッパの木は、北アメリカの木と同じように忍耐していて、―そのキノコ類は単純にもっと苦しんでいるのです。

Sietse van der Lindeらによる「環境と外菌根菌の大きなスケールでの管理としてのホスト」がナイチャー誌上に発表しています。

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メリッサ・ブレヤー
2018年6月22日


© Sietse van der Linde

汚染が、ヨーロッパの樹木に悲惨な栄養不良傾向を引き起こしている。

ヨーロッパじゅうに広がる木の栄養不足傾向という懸念が起きてきており、かつては屈強な森林が脆弱なものになるという脅威にさらされています。その責任は私たちにあります。

10年間調査を行った新しい包括的な研究は、ヨーロッパ20か国じゅうの13,000種類の土壌に着目したものです。研究者はそこから、木に寄生する多くの菌類が汚染によってストレスを受けており、いくつかはっきりしていることを示しています。それは現在の汚染規制では十分ではないということです。

「ヨーロッパじゅうに木の栄養不足傾向があることを警告していますが、それはペスト、病気、気候変動に森林を脆弱にさせているということです。」と調査者のリーダーで、王室、キューガーデンズライフサイエンス部門のマーティン・ビダートンド博士は言います。「この傾向の後ろに菌類の変化があるかもしれないということを見るために、私たちは土の「ブラックボックス」を開けました。土や根のなかで起きている過程は、往々にして無視されるか、推測されるか、モデル化されるかです。なぜならこれらについて直接研究することは難しいですが、木の機能を推定するのには重要なことだからです。

一番簡単に説明すると、木の根にミネラル栄養を供給する菌類を変えるのです。ロンドン王立大学と王立植物園によって先導されているこの研究は、地元の大気と土壌の質が菌類キノコに大きなインパクトを与えることを発見しました。このことで、ヨーロッパの木の悲しい栄養不足傾向は説明することができるだろうと話しています。

植物と菌類はお互い愛し合っていて、重要な共生関係にあります。木の上に見られるキノコ類のいくつかについて私たちは知っていますが―マッシュルームやトリュフの形をしている地上の部分―、木は菌類の土壌から栄養を得るための宿主となっています。窒素、リン、カリウムのような重要な栄養というおくり物のお返しに、菌類は木から炭素を受け取っているのです。これらの提供物がなければ木は空腹になってしまいます。これが変色し葉や痩せた枝先といった、ヨーロッパ全土の木の栄養不足の兆候を説明することができるわけです。

木の特徴(種類や栄養状態)や地元の環境状況(大気汚染や土壌の変化)が、最も重要な、どの菌根菌が存在し豊富になるのかを予測につながるということを発見したと、研究者たちは王立大学のプレスステートメントに記しています。

生命にとっての重要でありながら、窒素やリンが汚染から過剰に供給されるとダメージになりかねません。この研究は、これらの要素の菌根菌の集まりの変化を指摘する閾値を発見しました。最も汚染に強いキノコ類―優位性として大気の汚染からの過剰な窒素を利用できる―は、その汚染に苦しむものたちを凌駕しています。プレスステートメントは次のように記しています。

 
これらのエコシステムの変化が、木の健康に否定的に影響している。例えば、いくつかの集団はより「寄生的」菌根に変わっているという。つまり炭素を取るが、栄養をわずかしか返さないということである。


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メリッサ・ブレヤー
2018年6月18日


© Christophe Testi

樹齢1800歳の木がかくまわれているマリポサ・グローブの改修には、アスファルトを補導に変え、木立から商業的なものを取り除くこともします。

1864年、土地が豊富にあるように思われ、木々が今日のように擁護されていなかった時、アブラハム・リンカーン大統領はヨセミテグラントアクトにサインをしました。古代ジャイアントセコイアの木立とヨセミテ渓谷全般を守るためのものです。国立公園システムが設立される以前に、この法令が国の歴史上はじめて、この天然の素晴らしいところが耐えられるよう「公共利用、リゾート、リクリエーション」を確実にするために作られたのです。

木の集合体がインスパイアするのは図像的なマリポサ・グローブです。ヨセミテの南部にあり、この非常に美しい場所は、500本の古代巨大セコイアの家となっています。

ジャイアントセコイア、セコイアデンドロンは、世界で最も驚くべき有機体のいくつかとなっています。3000年まで生き、しかし最も高い木として知られていませんが、体積では最大となっています。セコイア国立公園にある古参、シャーマン将軍の木は、地球上に生存している樹木として最も大きいだけでなく、そのボリュームで最大の生存している有機体でもあります。2100歳時点で270万パウンドの重さがあり、275フィートの高さ、地上の外周は102フットです。枝はおよそ直径7フィートです。


© Francesco Carucci

木立にとって不幸なのは、その人気が世界中から人を集めていることです。木の観光の初期の頃は、人々を引き寄せるために巨大な木の幹に車が通り抜けられるように穴をあけてトンネルを作りました。今は7000台以上の車が繁忙期の夏に荒らしまわり、その多くが巨木の不思議を楽しむために来ている人たちを載せています。つまり道路がつくられ、土産物屋が建てられ、煙をまき散らすトラムが木々を急いで通り抜けています。浅いところに根を伸ばすシステムは、アスファルトの緊張を感じていて、必要な水を得るのに苦労をしていました。本当に、何千歳の木がそれだけの急襲をうけています。

マリポサ・グローブ改修プロジェクトに入りましょう。マリポサ・グローブ改修プロジェクト最終環境インパクトステートメントは2013年に公式の計画を立て、2015年に従事し始めました。ゴールは、ジャイアントセコイアの棲息地を改善し、訪問客の経験を改善することでした。4000万ドルと何年もの努力で、マリポサ・グローブは2018年6月15日に再オープンしました。

「公園の歴史上最大の保護、改修、改善されたプロジェクトで、ヨセミテを気遣わなければならない多くの人々の無制限な情熱を、この画期的な事件は反映していて、だから未来の世代はマリポサ・グローブのような素晴らしい場所を体験することができるのです。」とヨセミテ国立公園管理者であるマイケル・レイノルズは公園の声明で述べています。「この木々は、1800年代に国立公園案の種をまき、この驚くべきプロジェクトによって、世界で最も重要な自然文化的資源の一つとしてあり続けるでしょう。」

国立公園サービスは、このプロジェクトのハイライトのいくつかを次のように紹介しています。

・ジャイアントセコイアと棲息地である湿地を一緒に復元する
・敏感なセコイアの棲息地にあった道路と小道を再調整する
・南口近くのウェルカムプラザを建設し、マリポサ・グローブから駐車場を移動させる。
・マリポサ・グローブのウェルカムプラザとマリポサ・グローブの到着エリアの間を走るシャトルバスサービスを追加する
・セコイアやその他敏感な地域に影響を与えないよう改善されたアクセスを可能にする小道を作る
・天然の水文学を修復する
・順路や案内路確認を改善する
・土産物屋やトラムツアーなどといった商業活動をグローブから除く

見て心を打たれます。私たちは、木への扱いは本当にひどかったのです。メタセコイアを例にとりましょう。これはジャイアントセコイアの兄弟にあたりますが、世界で二番目に高い木です。1850年代より以前、メタセコイアはカリフォルニアの海岸の200万エーカーのなかに生えていました。ゴールドラッシュと衰えを知らない材木需要の後、現存する、元来生えていた古木のメタセコイアの森は、元の5%、海岸の10万エーカー未満が点在するだけです。

これらすべての古代巨木の全てが、何千年もの間地面に立ち続け、私たちよりもずっと長く後まで生き続ける…私たちがまず彼らを殺さない限り。ヨセミテ保護とこの修復プロジェクトを企画した人々が行ったことに敬意を表します。

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サミ・グローバー
交通/自動車
2018年1月4日


CC BY-SA 2.0 David Villarreal Fernández

ノルウェーは電気自動車への移行する国々からずっと離れていました。それは石油を輸出する国であることだけでなく、電気自動車を使うことで、国内消費が減るという非常に大きな副産物がもたらされるからでした。

昨日1つではなく2つの見出しが、私のレーダーで、小さなノルウェーがどれほど進んできたか光りました。まず、エレクトレックは、12月のノルウェーの新車販売の52%が電気自動車であったことをレポートしています。同時にクリーンテクニカは、この国が2020年の公式ゴールを達成したとレポートしています。これは最初に宣言したときにはとうてい無理だろうと思われていたものでしたが、人が乗る車の1キロメートル当たりの排ガス量を85グラムにするというものが3年早く達成されたのでした!

注目すべきは、ノルウェーが「交通からの排ガスゴール」を達成したという見出しは、次の2つの理由から、若干誤解を生んでいるということです。

まず、新車の1キロメートルあたり一人の乗客の排ガスについてのゴールですが、これはすべての車が同じではないことと、全体的な交通セクターが同じではないことがはっきりしていることです。一方で、多くの古いガソリン車は依然として道路を走っていて、それと同様に、公式数値よりずっと高いガスを出す新しいガソリン車も販売されています。ノルウェーの車すべてが85グラムのノルマを達成するには長い道のりでしょう。次に、ロイドが私にこのことを指摘するためにビールを一杯買ってくれると思いますが、車は(息つぎ!)、交通の唯一の手段ではないのです。

疑うべくもなく、ノルウェーでの電気自動車の売上増大の驚くべき速さは、見出しを
専有してきました。けれど、自転車スーパーハイウェイへの巨額投資からオスロが街の中心部から自動車を排除することまで、電気自動車での移動がより緑になり、氷河が冷たくなるということのただの先端であるという意味ではとても良い理由になります。首都は市民に電気カーゴ自転車を買うのに1,200ドルを提供さえしています。

さらに、トップの数はこの一面のニュースを盛り上げています。かつてノルウェーで人気のあったディーゼルカーは、今やセールスで最下位となり、微粒子排出物、スモッグ、カーボンブラックは減るだろうと期待されています。

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サミ・グローバー
エネルギー/化石燃料
2017年4月25日


© National Grid Control Room

英国は産業革命と、そこから発生するスモッグや排気ガスの中心でした。そのことから、極力控えめに言っても、ビクトリア時代のレベルまでCO2排出量を下げることが推進されていました。事態が昔のイギリスに休息に戻っているということを表す別のサインは、ナショナルグリッドの、電力としての石炭使用以来初めて、100%石炭なしの日があったというアナウンスでした。

英国が排出ガス量を減らしているという私の以前の話を信じられなかった人たちは、現在重工業の相当な部分を海外にアウトソースしてきたことを思い出してください。同様に、私たちは英国の発電所が石炭を燃やすことから木を燃やすことへ転換してきたことを覚えておくべきです。これは気候変動に対抗することにおいては、ほとんどステップアップしたことにはならないのです。

しかし、ザ・ガーディアンが「金曜日に達成したことに関すること」に書いたように、ロンドンで一番最初に電力が石炭からつくられたのは、ホルボーン・ヴィアダクト発電所ででした。蒸気を利用したその次の産業革命、イギリスを中心にした産業革命への予兆を見ることは素敵なことです。

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translated by Yoko Fujimoto

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